MUJO

教育に関心を持つ日本一周ヒッチハイカーが儚き世を刹那的に楽しみ、明日も最高に立ち向かうための考えを発信していきます。

やりたいことを見つけるための原理①~自分の「世界地図」をひろげること

f:id:tombo10bu:20170928175836j:plain

こんにちは。

 

ちょうど先日、何人かの小学生に「将来やりたいこと何かある?」と聞いてみると、

「分からない」

と返事が返ってきました。

後日、今度は中学生に同じ質問をしてみましたが、曖昧な答えしか返ってきません。やりたいことが無いと、いけないみたいな空気感はありますが、

やりたいことがないことは悪いことではなく、いたって自然なことのように思います。

 

そもそも、大人に同じ質問をしても、明快な答えが返ってくることのほうがレアですから、やりたいことがある子供なんてレアのレア、まさに超絶レアです。

だから、自分の子供や教え子が、今の時点でやりたいことが無くても、全く問題ではありません。「やりたいことが分からない」という返事が来たら、

「そのうち見つかるよ!」

くらいの軽い気持ちで見守るのがいいのではないでしょうか。プレッシャーを与えても、無いものは無いのですから。

 

さて、今日は「やりたいことを見つけるためにはどうするべきか」ということを考えていきます。 

ちょうど先日こんなツイートをさせて頂きました。 

 

ずっと不思議に思っていたことがあって、世の中には、

一回きりの人生じゃ足りないくらいやりたいことがたくさんある人もいれば、

やりたいことが何もなくて、生ける屍のように、日々を過ごす人もいるということです。

まるで、前者の人が持ってる地図の上には「お宝の場所」がまんべんなく記してあるのに、後者の人の地図の上はスカスカで閑散としているように。

 

実は、同じ世界に住んでても、やりたいことがある人とない人では、見えている世界の、

「幅と深さ」

が全然ちがいます。やりたいことがある人は、自分の身の回りの環境だけじゃなくて、世界中が幅広く見えてて、物事の本質を捉えています。つまり、

「大きくて精密な世界地図」

を持っているのです。だから、やりたいことの目的地がくっきりとしてる。

 

世界地図の「幅」とは

例えば、よく留学して「人生が変わった!」っていう話ありますよね。

あれは、普段生活している環境から抜け出して、まったく生活基盤が違う人たちと交流して、多様な価値観にふれることで、

自分の「世界」で当たり前だったことが当たり前じゃない

ことに気付くからです。つまり、「世界の幅」が拡がることを意味します。

 

フィンランドに留学した人は、高水準な教育システムを目の当たりにして、日本の教育に問題点を見出して帰ってくるかもしれないですし、

アメリカに留学した人は、そのオープンな人柄にふれて、日本人のクローズドな気質を強く実感するかもしれません。

アフリカの飢餓問題や、紛争現場を目の当たりにした人は、そういった国際問題に関心を寄せるでしょう。

そんな強烈なパラダイムシフトが、引き金となって、自分のやりたいこと・やるべきことのエネルギー源になるのです。

 

もし、そんな世界があるってことを知らなければ、「これがやりたい!」なんていう感情がめばえることはありません。

だから、やりたいことが無い多くの子供たちの場合、単純に「地図の幅」が狭いことが理由です。自分の限られた「小っちゃな世界地図」からお宝を見つけることは難しいのです。

 

さて皆さんは、自分のやりたいことが、全て自分の認知している世界の内側にしか生まれてないということに対してどのように考えるでしょうか?

また、子供の「やりたいこと見つけ」のために、世界を拡げてあげるために何か取り組まれているでしょうか?

 

次回は、

・この「地図の幅」を拡げるためには何が必要か

・「地図の深さ」を深めるためにはどうすれば良いか

について順番に見ていきます。