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教育に関心を持つ日本一周ヒッチハイカーが儚き世を刹那的に楽しみ、明日も最高に立ち向かうための考えを発信していきます。

【子供の自己肯定感を高める】受容するだけじゃなぜ不十分か?そのヒントは、環境(仕組み)にあった

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めちゃ大事なことに気付いた。

子供たちの自己肯定感を育むために大切なこと.........

 

 

 

これまで、ずっと彼ら自身を受容することだと思ってた。

彼らの価値観を大切にして、存在そのものを認めてあげること。

 

 

 

 

もちろん、それも間違っていない。

1人の人間として子供を尊敬して、しっかりと認めてあげる。いわゆるカウンセリングマインドっていうやつ。

 

 

けど、これだけじゃあ不十分だ。

 

 

 

この1年間、放課後等デイサービスで働く中、ひたすら子供たちを受容して、勇気付けてきた。この姿勢だけは、絶対に崩さなかった。

 

 

 

結果、信頼関係も築くことが出来たし、姿勢が明らかに変わった子供もいる。これは、僕だけのおかげじゃなくて、他の先生も同様に子供たちの味方であり続け、受容し続けてきたからだ。

 

そのおかげもあり、今では子供達は、誰かしらの先生が、心の拠り所になっているはず。

 

 

 

 

けど、これだけじゃ、子供たちの自己肯定感を育むために不十分かもしれないと、感じた。

 

 

 

 

なぜならば、このコミュニティには、大人ー子供の関係の他に、子供ー子供という関係があるから。

 

 

 

先生が子供に寄り添っているうちは、確かに子供は自分の居場所を感じるかもしれない。

けど、その子供は子供だけの世界に戻った時、果たして自分に「OK」を出してあげることは出来るのだろうか。

「自分らしくいていいんだ!」と、思うことが出来るのか。

 

 

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現実を見た時、子供達は必死にもがいていた。

この小さな環境で、嫌われないように、、、この小さな環境で、生き抜くために、必死にもがいていた。

 

 

具体的に言うと、子供たちの間にはヒエラルキーが確立していた。

自分が満たされないない時、ピラミッド下層部の子供を見下してしまう。

そして、その見下されて傷付いた子供は、さらに弱いものをいじめようとする。

この負の連鎖だ。

 

 

他者を蔑むことで得る優越感で、なんとか自分を必死でくいつなごうとしている。

 

 

 

なんてこった...

これまで自分がしてきたこと、、、、、

ひたすら受容して、子供たちに寄り添う

これは、間違っていたとは思わない。

 

 

 

けど、現実を見た時、受容するだけじゃ駄目だと思った。

受容するだけじゃ、子供たちは救えない。

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 図を使って、説明すると①のように、いくら子供を受容しようとしても、②のような子供の個々の関係全てをコントロールすることは出来ないからだ。

 

 

もちろん、子供の間で起きたいざこざに対して、仲介者となることは出来る。

しかし、それはあくまで顕在的な問題に限る。

喧嘩が起こった時に、仲介しやすいのがいい例だ。

 

 

問題は、潜在化している問題に対して、大人が仲介することが難しいということだ。

 

 

例えば、ヒエラルキーが確立してしまっている子供間では、問題は潜伏しやすくなる。

下部の子供は、上部の子供に対して、自分の本音を伝えることをせずに、上部の顔色を伺いながら生活するようになり、衝突が起きにくくなるからだ。

 

 

また、ここには、そんな子供の

傷付きたくない代償に、自分の気持ちを押し殺す

という自尊心が働いている。

周囲の大人が、この子供間の関係に直接テコ入れすることが難しいのは、子供の自尊心が働いているが故、子供自身が問題が起きていることを認めようとしないからだ。

 

 仮に、いじめられていたとしても、いじめられていると認めることが出来ない。

これもまた、仲介するのが難しい原因。

 

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けど、教育者として、難しいなんて弱音吐いてられないのが現実。

 

ここで、今の状況を認めてしまったら、自分の素直な気持ちを押し殺している子供が救われない。

自分の価値を実感出来なければ、自分らしく輝くことが出来ないし、自分のやりたいことや、夢を追い求める力も育まれていかない。

 

だから、絶対にこの状況をなんとかしなきゃいけない。

 

 

 

そして、その1つの答えが、「環境」を変えることだと考えている。

ちょうど先日、「継続的な努力習慣を身に着けるためには、環境(仕組み)作りをすること」についてまとめたけど、この環境を整えることに、ヒントが隠れていると思う。

 

 

もう一度、さっきの図を見てほしい。

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大人が②の子供間を仲介するのは、問題が顕在化していない以上難しいけど、そんな状況でも子供間の関係性に対して影響を与えられる方法が1つある。

 

 

それは、一歩目線を引いた時に見える、一番外側の赤枠のコミュニティ自体に働きかけることだ。

 

このコミュニティという、大人も子供も包括している環境を変えることで、間接的に子供に影響を与えることが出来る。

 コミュニティのルールや文化など、今まで常識になっていたことを思い切って変えてみるのだ。

 

 

 

この環境へのアプローチは、学校現場でいうところの、学級経営にあたる。

例えば、あの有名な「ハッピー黒板」を書いている、ニノ先生は「ハッピークラスボックス」という意見箱を教室に設置し、子供達の主体性を尊重する文化を醸成している。

 

「ハッピークラスボックス」については、記事内でこう説明している。

そのボックスの中に、「これをしたらクラスがハッピーにおなるかも」と子どもが思ったことを専用用紙を使って書き

それを使って先生と一緒に「どうしたら実現できるか」「本当にハッピーになるのか」など目的の明確化をしたり計画をたてたりして実現させていくことができます.

※詳しくはリンク先をご覧ください。

 

 

実際に、こういった環境改革を、放課後等デイサービスでどのように行っていくか、まだ具体的なアイデアを出すことが出来ていない。

 

 

 けど、環境作りの方向性は見える。

・他人のいいとこ見つけが、促進される仕組み

・「ありがとう」という感謝の気持ちが生まれる仕組み

・子供達が、自分らしさを出せるような環境

・子供達が、お互いの違いを認め合うことが出来る環境

・そしてお互いに励ましあったり、優しくなれる環境

 

僕たち大人が、子供を受容する態度をとって、さらに上に書いたような環境作りが出来たら、子供にとって本当の居場所になると信じている。

未来に羽ばたくための、確かな土壌を作っていける。

 

 

 

 

というわけで、今日の内容をまとめると、

自己肯定感を高めるためには、受容することと同様に、環境を整えていくことが必要!ということ。

 

けど、実際にどう転用していくかは、僕の中で完全に形になっておりません。

 

なので、この記事を読んでくださった方々!

もし何か意見や助言等あれば、何かコメント頂ければと思います!